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「開放空気系に切り替え。電源、燃料電池にメインバスを切り替え」
「ダレート港外周TIMS(PTMS)エリアまで100。ハーバーレーダー局とIML確立。接岸経路受信。12-A5航路、L3埠頭。LエリアSIMSとHDL確立。誘導を受けます」
浮上時にINSの誤差を支援衛星とガリレオとのハイブリッドGNSSによって修正。ジッター分布をチェックしてINSの精度を確認。
ブリッジの大型スクリーンの一つには、浮上時も喫水線上のサイズが小さいため軍用レベルに強化されたレーダー・各貯蔵タンク間にあるコンフォーマルソナーアレイ・各船舶のAISなどの情報が重ね合わされて表示されている。さらにHDLが確立されたためSGMCと情報共有が行われて港湾レーダー・港湾内走査レーダー・各船舶の移動情報が追加された。
隣接した22-A5航路を走る海面効果機は多少沖合に設定された離水レーンに向かっている。すれ違うまで3分。
入港標示信号が「F」なのを洋上監視カメラ経由で確認。
船上CRMにはすでに次の航海データが5GHzの専用データリンクで運用会社から送られてきていた。