3 letter pps
生きていると恥ずかしいだって?
恥ずかしいか恥ずかしくないかどっちが多数かなんて、
どうして断定できるんだ?
「母数は何ですか」
「なんの」
非虚的空洞
「エ〜レガント?」
「まず通じないねそれは」
「だめかしら」
「だめだな」
数メートル周囲で炸裂音が鳴りやまない中で平然と会話するのは赤と黒それぞれ一色のTシャツをなぜか絶縁スーツの上に着た人間二人。
「じゃあ私はわからないよ。後は頼んだ八号」
「八号って…俺か!?俺八号!?」
「そう」
ひときわ大きな炸裂音とともに周囲に爆炎が吹き上げた。
「ところで、ここでひとつ、無駄無駄無駄無駄ァ!とか言ってみない?」
「嫌」
「つまらんなぁ…人のことは八号とかよんだくせに。それにしてもよく飽きないなぁ」
「狩猟民族だからじゃない?」
「違うと思うよ…」
「少なくとも障壁と結界の違いがろくにわかってないのは確かじゃないかな」
「そら界を結ぶ式なんてあちらさんにはなじみがないんだから」
今度は周囲が激しい光の乱舞に見舞われる。万華鏡に強い光を通したかのように光が拡がるが、それも界の外。
「おお、連続発振の高出力レーザー。形成場がないからこれ化学発振レーザーか」
「アレじゃない?」
「…AL-1Aかよ…」
dec
死ねばいいのに。
DRT
Autogenic Media Cell:AMC.
AIMF
それには、目的があった。
どこまでも、歩いていきたかった。
だから、どこでも歩けるようになった。
すると、道が無くなった。
merots TRS
戦術クラスまで即応稼働、支配中心点を設定。
(同素旋回中。作用開始点は
分割粒子量制限を解除、分割格子間作用の同期発振を解放、
実空間を仮想化する機能は動かすまでがいろいろあっていまいち面倒。
全周応答を確認、設定領域内の支配完了。
「